2018
works
金沢市広坂通りにおける散水による路面低温化に伴う冷気流の到達範囲拡大に関する夏季夜間実測
本研究では金沢城や兼六園から流れてくる冷気流の到達範囲を拡大させ、国道157号線の西側を涼しくさせることを目的とする。
広阪通りの舗装面に散水、実測することでこれらの到達範囲を確認する
南 和貴 Minami Kazuki
山村 悠太 Yamamura Yuta
若松 雅大 Wakamatsu Masahiro
保水性舗装、街路樹、ミストを用いたWBGT低減効果の実測研究
-2020年東京五輪に向けた熱中症リスクの低減-
都市部ではヒートアイランド現象によって、真夏日や熱帯夜が増えている。
7,8月においては暑さ指数であるWBGTが28℃を超える日が大半を占めており、熱中症の危険性が高くなっている。
そこで、本研究ではWBGTを低減させるために3つの手法を用いて、それらの費用対効果調査する。
内林 和紀 Uchibayasi Kazuki
富樫 秋平 Togashi Shuhei
名護屋 友暁 Nagoya Tomoaki
金沢市における人工排熱分布図の作成・都市環境気候図の作成と活用に関する研究
前年度円井研で作成された都市環境気候図に基礎情報図(人工排熱図)を追加、結合を行う。これによって、よりヒートアイランド現象に着目した都市環境気候図の作成が可能。
人工排熱を算出し可視化することによって、今後まちづくりを行っていく際に、人工排熱の面からのアプローチも容易となる。
五十嵐 拓海 Ikarashi Takumi
大濃 あまね Ono Amane
中川 修蔵 Nakagawa Shuzo
空洞率、強度、白華に着目した舗装ブロックの材質・形状の検討
-蒸発冷却舗装システムの実用化研究-
現在、日本ではヒートアイランド現象が生じている。これに対して、円井らの提案している蒸発冷却舗装システムは有効である。
本研究では、蒸発冷却舗装システムの強度面に着目し、JISの強度基準を満たすことと蒸発冷却効果の持続日数の増加を目的としている。
有田 涼 Arita Ryo
西尾 政博 Nishio Masahiro
吉村 駿佑 Yoshimura Shunsuke
東日本大震災と熊本地震における応急仮設住宅の生活環境に関する比較調査
日本では地震による被害が多く、
たくさんの応急仮設住宅が建設されてきた。
しかし、住み心地の良いものは多くない。また、過去の仮設住宅の課題がどのように改善されてきたのか調査した文献も少ない。
本研究では過去の仮設住宅の課題がどのように改善されてきたのか、東日本大震災と熊本地震で比較調査を行うことを目的とする
眞島 佑輔 Majima Yusuke
恒久住宅への転用を前提としたCLTによる2,3階建て仮設住宅の提案
CLTを用いることで
「断熱性能の良い」
「2,3階建てである」
「再利用できる」 仮設住宅を提案する
これらは
「住み心地の良さ」
「敷地不足」
「高コスト」 を解決する
富岡 晃大 Tomioka Kodai
樹林地の長さと冷気流生成に着目した林内断面気温分布実測
冷気流生成のモデルでよく樹林地より上側にも生成している図を教科書で確認することができる。
実際にそれらは発生しているのか、緑地の長さが違うところに注目し、冷気層の厚さにどう影響が出るのかを実測する。
奥村 将充 Okumura Masamitu
東日本大震災と熊本地震における応急仮設住宅の生活環境に関する比較調査
これまでの一般的な仮設住宅は平屋であった。
しかし、南海トラフ地震などの大型地震が発生した場合、仮設住宅を建設する敷地が不足すると考えられる。
限られた敷地に仮設住宅を建設できる複層化の普及を目指す